今日もまたぞろ上京。ただし真面目に勉強するのが目的だ。
先日の国会図書館であらかた調べはついたのだが、大正末期に大阪で出ていた『女性』という月刊誌が折悪しくデジタル化作業中とて閲覧不能だった。なので改めて駒場の日本近代文学館に足を運び現物を手にしたという次第。
ただしここは入館するだけで三百円かかるうえ、資料複写代も一枚百円と高額。なので節約を心掛けたいところだが、あれこれ大正初年の雑誌を閲覧していると、う~ん、そうも云っていられなくなる。ええい、ままよ、とばかり一気に六十五枚もコピーをとってしまった。嗚呼、勉強も楽ぢゃない。
ともあれこれで必要な資料はすべて揃った。あとはどの食材をどういう手順でいかに調理するかだ。シェフの腕前が問われるところである。