帰宅しようとお茶の水界隈を徘徊していると時ならぬ夕立に見舞われ、雨宿りがてら通りすがりの中古CD店に駆け込む。
ほんの短時間いただけなのだが、なんという僥倖だろう、このところ最も気に懸っている作曲家のディスクがうまい具合に目に飛び込んできた。
ベネデット・フェッラーリ:
「さまざまな音楽と詩 Musiche e poesie varie」 第三巻 (1642) より (五曲)
「王の羊飼 Il pastor regio」(1641) より 終幕の二重唱 "Pur ti miro"
オラトリオ「サムソン Il Sansone」(1680)
指揮&チェンバロ/
アラン・カーティス
イル・コンプレッソ・バロッコ
1998年6月22~26日、ピエーヴェ・ディ・サン・マルティーノ・ダジーオ
Virgin veritas 5 45412 2 (2000)
帰宅するなり早速これをかけてしばし思案。
いや考えたって何かがわかるはずもないのだが、それでも考え込んでしまう。
書き出すと長くなりそうなので、委細はまた明日にでも。