起き抜けにヤナーチェクがかけたくなる。手近なところにある数枚を聴く。
ショスタコーヴィチ: チェロ・ソナタ*、アレクサンドル・ブロークの七つのロマンス**
ヤナーチェク: お伽話(Pohádka)***
ブリッジ: 幻想四重奏曲****
チェロ/ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ* ** ***
ソプラノ/ガリーナ・ヴィシネフスカヤ**
ヴァイオリン/エマニュエル・ハーウィッツ**
弦楽/アマデウス四重奏団員****
ピアノ/ベンジャミン・ブリテン
1964年6月14日、オールドバラ教区聖堂
1968年6月24日、スネイプ・モールティングズ
1967年6月27日、オールドバラ教区聖堂
1967年6月22日、スネイプ・モールティングズ (すべて実況)
Decca 466 823-2 (2000)
このチェロとピアノのための「お伽話」はたぶんヤナーチェクの最も人口に膾炙した曲ではないか。「シンフォニエッタ」も、「タラス・ブーリバ」も、「消えた男の日記」も、これには敵わない。聴いて御覧なさい。必ず「ああ、これは…」というに決まってる。
ヤナーチェク:
霧の中で、ピアノ・ソナタ、草蔭の小径にて、回想
ピアノ/アンドラーシュ・シフ
2000年1月、オーストリア、モントゼー城
ECM 1736 (2001)
先日「庭は夏の日ざかり」の Sonnenfleck さんが触れておられたように(
→ここ)、確かにヤナーチェクの音楽にはふと、さりげなく、だが抗しがたく聴き手を「異界」へと拉し去る不可思議な場の力が備わっているらしい。「今、ここ」がわからなくなる…
"Leos Janácek & Kamila Stösslová"
ヤナーチェクとカミラとの往復書簡(朗読)
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲 第一番「クロイツァー・ソナタ」
弦楽四重奏曲 第二番「内緒の手紙」
朗読/
ハンス・ツィシュラー+マルティナ・ゲデック(ドイツ語)
アルフレド・ストレイチェク+イトカ・モラヴコヴァー(チェコ語)
ヤナーチェク四重奏団
2003年7月15日、6月18〜19日、7月3〜5日、テロス音楽スタジオ
telos music TLS 068 (2003)
(まだ聴きかけ)