居間の片づけがなかなか捗らない。本やら雑誌やらCDやら映画・芝居・演奏会のチラシやプログラム、ほうぼうの図書館でコピーした資料があちらこちらに堆くフルヘッヘンドしたまま埃を被っている。家人から叱声が飛ぶのも蓋し宜なるかな。
これではならじと、急・不急、要・不要を見極めて分別し、箱に詰めたり、別棟の書庫へ運んだりの作業。だが慌てない。ここでしくじると、何がどこにいったか判らなくなってしまう。急いては事をし損じる。Festina lente.
ところが家人曰く、明日この家を訪れる客人あり、よって明朝までに居間の整頓を終わらすべし、と。かくして、これから夜鍋仕事で片づけを済ませねばならぬ。
なので、連載原稿の手直しも、講演会のための準備も全く手付かず。いやはや。
家人はといえば、TVでゆったり歌舞伎鑑賞。今日はBSの「歌舞伎チャンネル」が無料で観られるのだそうな。
「新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎」、といっても二月に国立劇場で観た舞台とは異なり、昨秋の歌舞伎座公演だという。菊五郎、玉三郎、松緑、菊之助、松也、権十郎、萬次郎、團蔵、左團次そのほか。横目でちらと観たら、イヤもう巧いのなんの。これと較べると、う~ん、こないだのは月と鼈だったなあ。