風の寒さが身に沁みる。昨日は開花宣言から一週間なので、本来なら桜の見頃なのであるが、どこもかしこもさっぱりである。一分咲きからせいぜい三分といったところだ。いったん咲きだしたものの、あまりの冷たさに綻んだ蕾がそのまま萎縮してしまった感がある。
先日どこぞの天気予報番組で「開花日からの累計最高気温が百℃になると満開になる」すなわち「五日から一週間でそうなる」旨を伝えていた。ならば今年の桜は例年になく愚図ついていることになろう。
今朝は早起きして知事選の投票に行ったのだが、ちょっと身をすぼめるほどの寒さだ。これから花見で遠出しようと思うのだが、どうやら外套と襟巻は必携のようだ。これで風邪をひいてしまっては洒落にならない。