中秋の名月はそろそろ西へ回り込んで、いよいよヴェランダからの月見に好都合。冷やしたワイン片手にしゃがみこんで、冴え冴えとした満月を仰ぎ見る。
ずっと訳稿に朱を入れていたので、目も手先も首筋も疲れ果てた。こうして夜空を見上げるのが何よりのリハビリだ。煙草を一服ふかして今夜の作業はこれにて打ち止めとしよう。
明日も延々この続きを推し進めるとともに、「ロシア絵本の日本伝播」の原稿に挿入する図版を選ばなければならない。
そうそう、ふと思い立って、左欄外の「メモ帳」の囲みに自己紹介の一文を書いてみた。どうにも気恥しいが、事実なので致し方ない。そういう奴だと、どうかお見知りおきを。宜しくおたの申しやす。