日比谷で聴いたコンサートを報告する前に、銀座HMVでようやく手にした新刊書をちょっと紹介。
いつの間にか、こんな本が出ていた。迂闊にも気付かずにいて、「古本 海ねこ」さんのブログで教えられた。
猫ジャケ
素晴らしき "ネコード" の世界
レコードコレクターズ増刊
2008
タイトルどおり、猫が登場するレコード・ジャケット(LPもCDも)大集合のたいそう楽しい本だ。
ジャンルを超えて、およそ思いつく限り、探し出せる限りの「猫ジャケ」数百点がずらりカラーで掲載された、世界的にも類のない貴重な企てだ。まずは表紙をお目にかけよう(
→これ)。
かつて当ブログでも話題にしたことのあるキャロル・キングやライ・クーダーのアルバムは勿論のこと、遠藤賢司も矢野顕子もサザン・オールスターズもジミー・スミスもシルヴィ・ヴァルタンも…。
要するに、本書には考えつく限りの「猫ジャケ」が勢揃いしている。これは快挙であり素晴らしい労作である。
もしも本書の続編が出るようならば、クラシカルCDからもこんな「猫ジャケ」を推薦しておきたい。
作曲家ヘンリー・カウエルの仕事を手伝う猫 →これ
パブロ・カザルス翁の肩に攀じ登る子猫 →これ
クララ・ハスキルに抱かれた愛猫 →これ
まだまだあるぞ。