日曜の夜に仕上げて倫敦に送った拙稿が、早くもほうぼう手直しされ返送されてきた。
さすがにネイティヴの手が入ると、ぐっと自然さが増し、見違えるほどに英語らしくなった。実に詳しく読み込まれたらしく、いろいろ細部について鋭い注文がつけられた。いまひとたび改訂稿を書かねばならなくなった。
編集長女史からのメールには、「いろいろケチをつけたけど、内容的には great で quite fascinating だわ」とあった。お世辞半分だとしても嬉しい。
ともあれ、もう少しの辛抱だ。あと数日、頑張ってみよう。
今日の往還のバックグラウンド・ミュージックはこれ。
プロコフィエフ: フルート・ソナタ
フランク: フルート・ソナタ
フルート=ジェイムズ・ゴールウェイ
ピアノ=マルタ・アルヘリッチ
1975年5月、ロンドン、キングズウェイ・ホール
BMGビクター BVCC 1037 (1993)