大正七年、すなわち1918年がいかなる時代だったか。今や日本人にとっても遙か彼方なのだが、異国の人々にどのように説明すればいいのか。それがまず躓きの石。200 words ほど導入的な解説を書いたところで今日は力尽きた。明日からはいよいよ本題に入る。
ああ、もっと英語力を磨いておくべきだったなあと悔やむことしきり。気づいたときはもう遅い。
今日も東京への往還でヴァイオリン音楽を聴く。
ディーリアス: ヴァイオリン・ソナタ 第一、第二、第三番*
ラッブラ: ヴァイオリン・ソナタ 第二番**
ヴァイオリン=アルバート・サモンズ
ピアノ=イヴリン・ハワード=ジョーンズ、カスリーン・ロング*、ジェラルド・ムーア**
1929、1924、1944、1946年録音
Dutton CDBP 9768 (2006)ディーリアスと親交深い英国のヴァイオリン奏者サモンズに、ソナタ全三曲の録音が揃って残されていたとは知らなんだ。それもそのはず、第一番はこれが初発売なのだという。特筆すべきは魔法のような覆刻状態の良好さ。まるで1950年代の放送録音並みだ。これはまさに至宝だなあ。
追記1)
アルバート・サモンズが独奏を務めたディーリアスのヴァイオリン協奏曲のSP(米Columbia, 1944)のアルバム・カヴァー(装画=アレックス・スタインワイス)をご覧いただこう(
→これ)。素敵なデザインである。
追記2)
アルバート・サモンズ独奏、ヘンリー・ウッド指揮ニュー・クィーンズ・ホール管弦楽団によるエルガーのヴァイオリン協奏曲のSP録音(1929)。史上初の全曲録音として夙に名高い。第一楽章をどうぞ(
→これ)。