とうとう梅雨が明けないままに七月が終わろうとしている。
鬱陶しく、また何かと気ぜわしいひと月だった。せめて今夜くらいは心静かに過ごしたいものだ。
用事を済ませたあと、新宿で見つけ出した何枚かのCDを聴く。なぜかどれも屈託をほぐすのにもって来いの音楽ばかりだ。
ラヴェル: シェヘラザード、クープランの墓、亡き王女のためのパヴァーヌ、古風なメヌエット
ドビュッシー: 神聖な舞曲と世俗の舞曲、噴水、フランソワ・ヴィヨンの三つのバラッド
アンネ・ソフィ・フォン・オッター=メゾソプラノ、アリソン・ハグリー=ソプラノ ほか
ピエール・ブーレーズ指揮 クリーヴランド管弦楽団
Deutsche Grammophon 471 614-2
"Viola Bouquet"
チャイコフスキー: 懐かしい土地の想い出
フォーレ: 夢のあとに
エルガー: 愛の挨拶
ブロッホ: 狂詩曲
クライスラー: 愛の歓び、美しきロスマリン、愛の哀しみ
シューマン: アダージョ
ブラームス: 「FAEソナタ」より スケルツォ
デ・ファリャ: 「恋は魔術師」より パントマイム
成田為三: 浜辺の歌
バッハ: アリア
コダーイ: アダージョ
バッハ(コダーイ編曲): 半音階的幻想曲
エックルズ: ラルゴ
ブラームス: ソナタ ニ短調 より アダージョ
今井信子=ヴィオラ、ローラント・ペンティネン=ピアノ
Philips 446 103-2
ジョゼフ=ギー・ロパルツ:
ピアノ三重奏曲
弦楽三重奏曲
前奏曲、マリーヌとシャンソン
アレクシ・ガルペリーヌ=ヴァイオリン、セシリア・ツァン=チェロ、ジャン=ルイ・アグノエール=ピアノ
ベルトラン・ムニュ=ヴァイオリン、アニー・エルパン=ヴィオラ、ピエール・フルカード=チェロ
シルヴィ・トゥルノン=フルート、ベアトリス・ユヴェンヌ=ハープ、ロラン・コース=ヴァイオリン、ポール・ファントン=ヴィオラ、ジャン・ド・スパングレール=チェロ
Timpani 1C1118