盛春らしい朗らかな陽光に照らされて始まったGW。
どこかへ出掛けたかったが、午前中に網戸の張り替え業者が来るというので仕方なく在宅。家人は英会話のレッスンとかで外出。
作業がどうにか済んで、昼食後にさあ自転車で散歩に…と思っていたら、俄かに風が吹きつのり、空がかき曇って、気がつくと篠つく雨、そして春雷。とても外出どころではなくなった。ほどなく家人はタクシーを呼んで、日本舞踊の稽古へと慌しく出ていった。
仕方がない、音楽でも聴くとしよう。過日NYブルックリンの Footlight Records から届いたCDがあったので、これらをかけて過ごすとしよう。
"Petula Clark Duets"
with Dusty Springfield, Michel Legrand, Perry Como, Harry Belafonte, Oscar Peterson, Dean Martin, Peggy Lee, Andy Williams and more...
Varese Sarabande 302 066 791 2
*60年代イギリスの歌姫ペトゥラ・クラークは小生の少年期のアイドル。嬉しいことに七十を過ぎた今も現役だ。これは彼女の最新アンソロジー。これまでさまざまな機会で共演した綺羅星の如き面々とのデュエット(すべて未発表)を集めた面白いアルバムだ。これらのうち、生前は共演が叶わなかったダスティ・スプリングフィールドと絡むペトゥラの声と、アンディ・ウィリアムズとのデュエットは2006年の収録。若々しい歌声が健在なのがなにより。
"Bobby Short is mad about Noël Coward"
Bobby Short(vocal & pf)
William Roy(pf), Beverly Peer(bass), Richard Sheridan(drums)
Collectables COL‐CD-6769
*70年代、Atlantic から出たLPの初覆刻。"World Weary" "If Love Were All" "Someday I'll Find You" "I Travel Alone" など、ノエル・カワードの忘れがたいソング集。ボビー・ショートはこれらを唄い崩さず、愛情込めて丁寧に仕上げている。
Noel Coward: Conversation Piece
Noel Coward, Lily Ponce, Richard Burton, Cathleen Nesbitt etc.
Chorus and Orchestra conducted by Lehman Engel
Must Close Saturday Records MCSR 3039
*1934年2月16日、英京ヒズ・マジェスティーズ座で幕を明けた「カンヴァセーション・ピース」はノエル・カワードがパリの歌姫イヴォンヌ・プランタンのため書いたオペレッタ。プランタンは一言も解さぬ英語台本をただ音として暗記して演じたという。本アルバムはその全幕の音楽と、かなりの台詞をディスク二枚分に収めたLP初期(1951)の名盤だ。ニューヨーク収録とあって主役メラニーを演ずるのはメトロポリタン歌劇場の歌姫リリー・ポンス。米 Columbia の名物男ゴダード・リーバーソンの冒険的企画。LP時代以来久々に聴く。
外の雨も少し小止みになってきたようだ。そろそろ夕食の仕度に取りかかるとするか。