明日は1月20日。そうだ、頼まれていた読書アンケートに返答する締切がたしかこの日だったのだ。
尋ねられた質問とは、「2006年じゅうで、自分にとって最も気になった版元をひとつ挙げ、その理由を記せ」(四百字以内で)というもの。これがけっこう答えるのに骨が折れる。なかなかの難問なのだ。
昨年に出た本で面白かったものを挙げよ、という質問なら、これはすこぶる簡単。誰でも即答できる。
長谷川郁夫「美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉」があるし、上島春彦「レッドパージ・ハリウッド 赤狩り体制に挑んだブラックリスト映画人列伝」がある。年末に出た十河進の「映画がなければ生きていけない」上下ニ冊も読み応えたっぷり。その他にもいろいろ推奨すべき本があったし、当ブログでも逐一ご報告してきた。
ただし、版元となると、とたんに返答に窮する。たとえば上に挙げた書目でも、出版社はそれぞれ河出書房新社、作品社、水曜社、とすでにバラバラだ。「この社が気になる/立派な/気骨ある版元だ」と名指しできればいいのだが、そう簡単に思いつかない。ここは思案のしどころだ。
もう一晩ゆっくり寝て、じっくり考えてみることにしよう。