相次ぐ訃報に気もそぞろ、心がうつろになって、デスクワークに身が入らなくて困っている。怠慢の言い訳といわれれば、それまでなのだが。
村治佳織というギタリストにはさしたる関心を抱かないが、彼女が十年以上前に出した "Amanda" というアルバム(ユニバーサル・ミュージック、2007 →これ)に、なぜかミシェル・ルグランの映画音楽《恋 The Go-Between》の主題曲が(バカラックやモリコーネの楽曲のともに)収録されている。なぜそうなったのか、経緯は詳らかにしないが、この渋い選曲ゆえに彼女を評価したくなり、当アルバムだけは手元に置いている。
追記)YouTubeに映像付きの音源があった。→ここ