今週末に迫ったレクチャーの下準備があらかた整った。プリントアウトした配布資料と、パワーポイントのスライド画像。あとは盛り沢山の内容をいかに噛み砕いて語るかだ。こればかりは当日になってみないと分からない。→詳しくはこちら
根をつめた作業がやっと一段落したので、家人に誘われるまま夕暮れ時の海浜を散策。堤防の土手に立って東京湾の微かな潮騒を聞く。秋の夕方はみるみる暮れていき、まだ残照が少し照り映える洋上に、ぽつり宵の明星が浮かんでいる。そういえば金星が最大光度に達したのはつい三日前の9月21日、マイナス4.6等になった由。肉眼ではただ明るく光っているだけだが、双眼鏡を覗けば三日月形に見えるはずだ。
ふと反対側を振り返ると、東の木立のすぐ上にオレンジ色の満月が姿を現している。そうだ、今日は中秋の名月なのだった。今夜は買っておいた月見団子を食べるとしよう。
追記)
国立天文台のHPによれば「中秋の名月」と満月とは必ずしも一致せず、今年の場合は「中秋の名月」はたしかに今日(9月24日)なのだが、月の満ち欠けからは「十四夜」であり、満月は明日なのだとか。なぜそうなのかは正直よくわからない。詳しくはそちらをご参照あれ(→ここ)。