懸案だったライナーノーツ原稿は月曜の夜どうにか書き終えた。
疲労困憊の極、這う這うの体といった有様で、データを版元に送ると、全身にぞくぞく悪寒が走り、翌日はそのまま寝込んでしまった。今もまだ回復できていない。いやはや、老人に無理は禁物なのだ。
そんな次第で、横臥しながらも、しみじみ安堵感を噛みしめていたら、早くもタワーレコードのHPに新譜情報が載っている。
→タワーレコードの新譜告知
その記事に曰く、
24ページに及ぶブックレットには青柳いづみこ自身による監修の言葉を掲載、また、20世紀芸術史の研究家・沼辺信一による6,500字を超える解説は、各々の作品に込められたドビュッシーへのオマージュの源泉を解き明かし、アルバムを聴く楽しみが一層深まります。
力が及ばず「源泉を解き明かし」とまでは叶わなかったが、無い知恵を絞りに絞って書いたことは確かだ。4月のリリースが今から楽しみである。