拙ブログは「エキサイトブログ」の軒先を借りて、その流儀に従って発信しているので、自分ではよく解らない点がいろいろある。その最たるものが左下方に記された「記事ランキング」だろう。ブログ訪問者がどの記事を目指してここに辿り着いたか、そのアクセス数を記事ごとに集計し、ベストテン形式でランクづけしたものだ。ここ一週間ほどのランキングから数日分を掲げておく。
4月23日(土)
01. 開戦前夜ひっそり世に出た「わが名はアラム」
→2016年4月13日02. 静心なき一週間
→2016年4月19日03. 今野雄二の遺著にその才能を惜しむ
→2014年7月4日04. メニューイン生誕百周年
→2016年4月22日05. 浮かばれない安田南
→2013年6月24日06. 幻の「スカイ・レストラン」
→2010年10月5日07. 荻窪ロフトで「楽しい夜更し」
→2013年10月31日08. キリル・コンドラシン生誕百年
→2014年1月15日09. 「結婚式のメンバー」が四人揃った
→2016年4月11日10. ロベール・カサドシュの生誕日を祝う
→2016年4月7日4月25日(月)
01. メニューイン生誕百周年
02. 今野雄二の遺著にその才能を惜しむ
03. 静心なき一週間
04. 開戦前夜ひっそり世に出た「わが名はアラム」
05. 長いクリスマス・ディナー
→2010年12月25日06. 五十三年前のジャン・マルティノン
→2016年4月23日07. プロコフィエフの誕生日に聴くべき音楽
→2016年4月23日 08. 聴かず嫌いのヘンリク・シェリング
→2013年10月11日09. 幻の「スカイ・レストラン」
10. キリル・コンドラシン生誕百年
4月27日(水)
01. メニューイン生誕百周年
02. 英国切手と英国王
→2016年4月26日03. 今野雄二の遺著にその才能を惜しむ
04. 長いクリスマス・ディナー
05. 五十三年前のジャン・マルティノン
06. プロコフィエフの誕生日に聴くべき音楽
07. 荻窪ロフトで「楽しい夜更し」
08. 静心なき一週間
09. 浮かばれない安田南
10. マルタ・アルゲリッチには全くびっくりしたな
→2011年6月7日4月29日(祝)
01. 英国切手と英国王
02. 長いクリスマス・ディナー
03. 五十三年前のジャン・マルティノン
04. メニューイン生誕百周年
05. プロコフィエフの誕生日に聴くべき音楽
06. 今野雄二の遺著にその才能を惜しむ
07. 荻窪ロフトで「楽しい夜更し」
08. イワン・ビリービンの波が日本に届くとき
→2014年9月30日09. ノエル・カワードを読んでみよう
→2014年4月8日10. 浮かばれない安田南
5月1日(日)
01. 英国切手と英国王
02. 長いクリスマス・ディナー
03. 五十三年前のジャン・マルティノン
04. プロコフィエフの誕生日に聴くべき音楽
05. 今野雄二の遺著にその才能を惜しむ
06. メニューイン生誕百周年
07. 浮かばれない安田南
08. イワン・ビリービンの波が日本に届くとき
09. ノエル・カワードを読んでみよう
10. 荻窪ロフトで「楽しい夜更し」
この「記事ランキング」とは、直前の一週間の記事別アクセス数を集計した結果だという。そのなかには拙ブログを頻繁に訪れる常連の方々の訪問数はほとんど反映されず(特定の記事へのアクセスではないため)、あくまで個別の記事へのピンポイント的な訪問者数のランキングなのだ(と理解している)。
およそ時流とかけ離れた拙ブログだが、それでも新潮文庫の「村上柴田翻訳堂」発刊に端を発する記事(
「結婚式のメンバー」が四人揃った、
開戦前夜ひっそり世に出た「わが名はアラム」)や、往時の音楽家の誕生日に因んだ投稿(
ロベール・カサドシュの生誕日を祝う、
メニューイン生誕百周年、
プロコフィエフの誕生日に聴くべき音楽)には、幾許かの話題性があるのだろう、相応のアクセス数がカウントされている。今ではマイナー趣味でしかない切手蒐集の話題(
英国切手と英国王)も、エリザベス女王の卒寿の祝いに関連して、少なからず読まれていることがわかる。せっかく書いた文章なのだから、読まれてこそ本望である。
そうした新着エントリーに伍して、しぶとく生き残っている古参記事がいくつか存在する。どうしてそうなるのか、理由は定かでないが、時を経てもアクセスする読者が一向に減らないのだ。
その筆頭が先年世を去った評論家の著作に関する記事(
今野雄二の遺著にその才能を惜しむ)。自死から四年後の2014年に出た『
今野雄二 映画評論集成』の感想を急ぎしたためた拙い文章なのだが、未だにこの記事への訪問者が後を絶たない。それだけ彼の死は惜しまれているのだろうが、その割にネット上には有用な情報が乏しいらしく、試みに「今野雄二」+「映画」で検索してみると、なるほど拙記事はかなり上位に出てくる。
同様にアクセスが絶えないのがジャズシンガー安田南に関する文章だ(
浮かばれない安田南)。1970年代に活躍したのち杳として消息を絶ち、近年その死が風の便りに伝えられた。2013年6月、彼女の雑誌特集があり、その内容について小生なりに忌憚のない意見を述べたものだ。この記事、投稿後しばらくは何の反響もなく、半年ほどして劇作家の佐藤信さん(上記特集の証言者のひとり)からじきじきのコメントを頂戴して恐縮した。それからというもの、断続的ながらアクセスが続いて今日に至る。彼女もまたネット上の情報に乏しく、検索するとやはり拙記事が上位にくる。無内容な記述なのでなんだか申し訳なくも思う。
これらの記事に加え、1975年の二つの体験、すなわちライヴスポットでの大瀧詠一コンサート(
荻窪ロフトで「楽しい夜更し」)とユーミンの未発表スタジオ録音(
幻の「スカイ・レストラン」)についての回想記事もまた、拙ブログでは別格的な「ロングセラー」。執筆から何年を経ても一向にアクセスが途絶えない。まあ、記憶を振り絞って四十年前の出来事を詳しく物語った文章だから、今となっては歴史的(骨董的?)稀少価値が生じたと云えなくもないのだが。
あれは忘れもしない2013年7月、一日のアクセス総数がいきなり14,165に跳ね上がって驚愕したことがあった。このときはDNAの二重螺旋構造の発見に貢献した科学者ロザリンド・フランクリンが google のポータル画面に登場したところから、彼女を話題にした2008年の記事(
→彼女はなぜダ―クレディと呼ばれたか)にアクセスが集中したのだと事情がすぐ判明したのだが。拙ブログがあれほど来客で賑わったのは、後にも先にもあの一日だけだ。
すぐに理由がわかることもあれば、一向に判然としない場合もある。ブログ訪問者数とは摩訶不思議なものだ。通常は一日で百数十から二百前後で推移しているものが、しばしば四百近くまで上昇する。それも特定の記事へのアクセスは変動せず、総アクセス数だけが倍近くに膨れ上がる。何が起こったのかは皆目わからない。ブログとはつくづく謎めいた媒体なのである。
せっかくなので本日(2016年5月2日)現在の記事ランキングを掲げておこう。
01. 英国切手と英国王
02. 今野雄二の遺著にその才能を惜しむ
03. 五十三年前のジャン・マルティノン
04. 長いクリスマス・ディナー
05. 浮かばれない安田南
06. 女王陛下とツーショット →2016年4月30日07. イワン・ビリービンの波が日本に届くとき
08. プロコフィエフの誕生日に聴くべき音楽
09. メニューイン生誕百周年
10. ノエル・カワードを読んでみよう