昨夜は疲労困憊で早々に就眠。そのせいか今朝は目覚まし無しで四時半には起床。家人と共に英京五輪の開会式を最初から最後まで通しで観てしまう。四時間の長丁場は途中もたれ気味だったが、随所に目を瞠るような仕掛けがあって飽きはしなかった。『テンペスト』やら『ピーターパン』やらの名台詞の引用、サイモン・ラトルとミスター・ビーンの協演(音楽は《炎のランナー》)、「女王陛下の」007(!)の活躍、「ニムロッド」「ジェルサレム」から「ヘイ・ジュード」まで選曲も聴きどころ満載だ。
そのあと正午を挟んで昼寝。ふと目を覚まして傍らのラヂオを点けると「今日は一日 "ブリティッシュ・ロック" 三昧」なるあからさまな便乗特番をやっている。
今日は黎明期から70年代末のパンク直前まで。60年代の女性歌手抬頭のところでマリアンヌ・フェイスフル、サンディ・ショー、ペトゥラ・クラークが登場したのはわが意を得たりと嬉しかったが、肝腎の「
アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」が後年の「しわがれダミ声」ヴァージョンだったのには大いに失望。わかってないなあ。