七夕だと云ふのに噫無情の雨。尤も新暦七月七日の夕には未だ織女星も牽牛星も低い位置にあるから、この祭は矢張り舊暦に倣つて八月に祝ふに如くは無からう。
詮方無いので、星に因んだ音樂でも聽いて遙か天空に思ひを馳せる事にする。
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Charles Koechlin: The Seven Stars' Symphony"
シャルル・ケックラン氏作曲:
七大スタア交響曲
■ ドグラス・フェアバンクス氏
■ リリアン・ハーヴェイ孃
■ グレタ・ガルボ孃
■ クララ・ボウ孃と樂しきカリホルニヤ
■ マレーネ・ディートリッヒ孃
■ エミール・ヤニングス氏
■ チャーリー・チャップリン氏
四つの間奏曲 ~未完のバレエ「旅」より
映畫音樂「バルセロナのアンダルシア娘」
ジェイムズ・ジャッド氏指揮
伯林獨逸交響樂團
1995年10月4~7日、伯林市ダーレム區、耶蘇基督教會
RCA Victor 09026 68146 2 (1996)
此の交響曲が題材としたのは、星は星でも「地上の星」、卽ち綺羅星の如く銀幕上に輝く「
大スタア」達だつた。ダグラス・フェアバンクス、リリアン・ハーヴィ、グレタ・ガルボ、クララ・ボウ、マルレーネ・ディートリヒ、エミール・ヤニングス、そしてチャールズ・チャップリン。いづれも両大戰間の映畫界で一世を風靡した眩い一等星だ。
佛蘭西の作曲家
シャルル・ケックラン(1867-1950)が如何に彼等の存在に憧憬したかに關しては、嘗て記事に書いた事がある(
→老作曲家の叶はぬ戀心)。
(まだ聽きかけ)