1月28日。今日は午後ずっとサウスバンクに居続けてプロコフィエフに身も心もどっぷり浸りきった。こんな体験はこれまでの人生で一度もなかったことだ。倫敦まで遥々やってきた甲斐があるというものだ。
14:00-17:45
"The Unknown Prokofiev"
Function Room, Level 5 of the Royal Festival Hall
最新の知見を交えながら欧米のプロコフィエフ研究者が発表し、討論するスタディ・デイ(研究会)。登壇者は昨夜もプーシキン・ハウスで発表したサイモン・モリソン、ネリー・クラヴェツ、キャリル・エマーソンの各氏に加え、プロコフィエフ財団の面々や、プロコフィエフの実孫で作曲家のゲイブリエル・プロコフィエフなど。
話題は「プロコフィエフはなぜ1936年に帰国したのか」「プロコフィエフにおけるロシア性とは?」などの根本命題に始まり、今日このあと世界初演される『
イワン雷帝』オラトリオ新版や、タイーロフの劇団のための舞台音楽『
エジプトの夜』についての詳しい解説など、微に入り細を穿った内容である。小生の聞き取り能力には限りがあり、どこまで理解できたか心許ないが、裨益するところが甚大だったことは確実。参加できてよかった。
18:00-18:45
FREE Pre-concert
Performance by musicians from the Royal Collage of Music
Royal Festival Hall
プロコフィエフ:
弦楽四重奏曲 第二番
Silver Quartet: Amy Tress, Joseph Devalle, Natasha Silver,
Frida Waaler Waervaagen
四本のバスーンのためのユモレスク
Benjamin Exell, Carrie To, Tamsin Thorn, Susanne Simma
二挺のヴァイオリンのためのソナタ
Galya Bisengalieva, Agata Darashkaite
(まだ書きかけ)