1月24日。生憎の雨降りだが予定どおり郊外の大学図書館に赴いて根をつめて勉強。五時間ぶっ続けで資料と格闘したら流石に眩暈がした。午後遅くバスで都心に戻り、自室でシャワーを浴び心身を休める。夕刻に再び外出、雨はもう完全に降りやんでいた。雨上がりの舗道に街の灯が映えて美しい。
向かった先はホーボン駅から徒歩で数分、大英博物館に近いブルームズベリー界隈にひっそり佇む「
プーシキン・ハウス Pushkin House」という未知の建物だ。ここはロシア文化の啓蒙普及を目的とする文化施設らしく、小さな建物の二階がささやかなサロンになっていて、ここで講演会や演奏会がたびたび催されているらしい。
今日の催しのことは週刊情報誌 "TimeOut" の頁を繰っていてたまたま知った。「プロコフィエフ・フェスティヴァル」に関連して、この場所で彼の歌曲の夕べがあるというのだ。この稀有な機会を逃すべからず。定員七十名ほどの半ば私的な催事だったのだが、幸いにも残席があった。
"The Soul of Prokofiev"
Pushkin House
Tuesday 24 January 2012
19:30-
Sergei Prokofiev:
3 Songs from "Five Poems by Anna Akhmatova" op. 27
■ Sunlight Streaming in the Chamber
■ True Tenderness
■ Helllo!
Two songs op. 9
■ There are other planets (K. Bal'mont)
■ Unmoored is the vessel (A. Apukhtin)
Joan Rodgers, soprano
Vladimir Jurowski, piano
Five Melodies op. 35a
Aahot Sarkissjan, violin
Julian Gallant, piano
(まだ書きかけ)