一昨日の夕方、倫敦に到着。思いのほか寒くないのでホッと安堵している。むしろ東京より暖かい位。このまま陽気が続いてくれるといいのだが。
昨夜はテムズ河畔サウスバンクのロイヤル・フェスティヴァル・ホール(RFH)にて「プロコフィエフ・フェスティヴァル」。ヴラジーミル・ユロフスキーの精妙な解釈に目を瞠った。曲目は
"Prokofiev: Man of the People?"
Royal Festival Hall
18 January 2012
19:30-
プロコフィエフ:
交響的歌
ピアノ協奏曲 第五番*
交響曲 第六番
ピアノ/スティーヴン・オズボーン*
ヴラジーミル・ユロフスキー指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団生で聴く機会の乏しい三曲なので耳を欹てて聴く。こんな渋い演目なのに客席は満員。後半の第六交響曲はかねがねプロコフィエフ至高の傑作ではないかと密かに思っているが、今夜の演奏はそれを裏付けるような凄烈な名演。ブラーヴォが飛び交う。やはりユロフスキーは只者ではない。
詳しくは後日。旅にしあれば文をかまはず。