昨日の午後、送信した原稿が受理されたと編集部から電話で知らされる。ホッと安堵。ただし分量超過(八千字のところ一万二千字弱)につき冗長な箇所がどこか指示する由。願ってもないことだ。自分では冷静に読めないからだ。
夕刻にファックスで削除箇所を提案される。すべての指摘が御説御尤も。くどい部分が省かれて明らかに読み易くなっている。さすが老舗の編集者は優秀だわいと思い知った。早速それを踏まえて手直しに取り掛かった。
今朝になって五百字ほど縮めた改訂最終版を送信。これでやっと肩の荷が下りた。外は抜けるような青空。身軽になって外出、久しく忘れていた解放感を味わう。
帰宅すると、昨日の映画の続篇《プロヴァンス物語
マルセルのお城》を家人が鑑賞中。ヴィデオ録画したのだという。終わりの十数分だけ付き合って観たら、もうそれだけで涙が滲む。幸福な子供時代はいつまでも続かないのだ。