重たい荷物を動かしたせいで、半日経った今も腰がじんわり痺れるように痛い。それが気になってなかなか寝つけない。さしもの熱気も夜半過ぎてようやく和らぎ、窓から吹き込む幽かな風が肌に心地よい。見上げる夜空には煌々と十四夜の月が。
昨日に引き続いて英国近代音楽をもう一枚。なんとなく暑さに効き目があるように思うのは錯覚だろうか。
《イギリス音楽の詩情を求めて ディーリアス/2つの水彩画》
ホルスト: セント・ポール組曲
ディーリアス(フェンビー編): 二つの水彩画
パーセル(ブリテン編): シャコンヌ
ヴォーン・ウィリアムズ(アーノルド・フォスター編): 前奏曲「ロージメードル」
ウォルトン: 弦楽のための二つの小品 ~映画《ヘンリー五世》
ブリテン: 単純交響曲
ネヴィル・マリナー指揮
ジ・アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
1971年7月21、22日、ロンドン、キングズウェイ・ホール
東芝EMI CE33-5242 (1989)
これはなんとも懐かしさで胸の高鳴る演奏である。
(まだ聴きかけ)