クリスマス前夜祭というのに、咽喉のひどい炎症に悩まされている。てっきり風邪かと思いきや専門医の見立ては風邪でないという。漢方の苦い粉薬を処方され、月曜以来ずっと一日三度きちんと飲んだ甲斐あってか、ようやく腫れが引いてきた。なので寝床からむっくり起き上がる。いやはや、こんな年末は初めてだ。
家人の同情は少しも得られない。当然至極だ。好きこのんで厳寒の倫敦に出掛けて愉しんだ挙句の病臥なのだから、まあ因果応報ということだろう。
二週間遅れの倫敦旅日記も、エントリーそのものは十三日分が出揃ったのだが、こんな体調なものだから、なかなか仕上げられない。最後まで書き終えたのは僅かに三日分という体たらく。まあ自分用の備忘録だから読む人も稀だろうが。