いよいよ秋が深まってきたが、昨日は珍しく暖かい長閑な一日。空は晴れて風もなく、陽射しがぬくぬくと心地よい。散歩の途中ふと見上げると銀杏の並木がすっかり黄葉し、澄んだ秋空を背景に眩いほどに照り映える。
これこそ小春日和。
インディアン・サマーという語をふと思い浮かべたが、穏やかな陽気が数日は続かないとそうは呼べないらしい、とこれは家人の話。
明けて今日は天気こそ上乗だが、一転して荒れ模様。嵐さながらの強風が吹き募る。家人は英会話の授業だとかでいそいそ出掛けていったが、さしたる所用がない限り外出するような気分にならない日だ。
音楽と読書で日がな一日ひっそり静かに過ごすとしよう。