ふう、どうやらバレエ・リュス連載の次回分を書き終えたようだ。あとは冷静に読み返すだけ。今月は一月で三本も仕上げてしまったことになる。自分の勤勉さを自分で褒めてあげよう。
このあとすぐ、三箇月に一遍の美術記事の執筆が控えているのだが、ちょっとぐらい休息が取りたい。
ベルリオーズ:
葬送と凱旋の交響曲
テ・デウム*
ティエリー・フィッシャー指揮
ウェールズBBCナショナル管弦楽団
トロンボーン/ドーナル・バニスター
スザンナ・マルッキ指揮*
BBC交響楽団
バッハ合唱団、BBC交響合唱団、クラウチ・エンド祝祭合唱団、セント・ポール大聖堂聖歌隊、トリニティ少年聖歌隊
テノール/イェルグ・シュナイダー
オルガン/サイモン・プレストン
2009年8月3日、8月2日*、
ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(BBCプロムズ実況)
BBC Music MM317 (2010)
大仰な身ぶりと大言壮語がドラクロワの絵のようでベルリオーズはどうも苦手だ。たまたま雑誌附録で付いて来たので聴いてみた。その印象はどうしても拭えないが、ティエリー・フィッシャーもスザンナ・マルッキもたいそう鮮やかな指揮ぶり。どちらの演奏も昨年の Proms からの実況録音だそうで、何か記念の年だったのだろうか。