どうにかこうにか講演を終えて、帰りに新宿三丁目の「角川シネマ」で数日後の市川雷蔵上映の前売指定席券を入手。先日の立見に懲りたのだ。もうかなり席は埋まっていて、雷蔵人気の根強さを痛感。
帰宅は七時を回った。空を見上げると冬の大三角、その少し左方に煌々と満月が照り映え、その傍らには小接近中の火星がほの赤く輝く。少しも寒くない夜だ。
夕食後はあれこれCDをかけるが、何を聴いても心を動かされず。こんな日もある。
今しがたヴェランダに出てみたら、空一面に薄く靄がかかり、真上に懸かった満月の周囲に壮大な暈ができていた。明日は天気が崩れるのか知らん。