クリスマスが近いと思ったら、今日は冬至なのだという。そもそもクリスマスの起源は古代の冬至祭にあるのだから、両者の日付が近接していて当たり前なのだ。
今日は一年で最も昼が短い日だから、当然のことながら日没時刻も最も早い…今の今までずっとそう信じていたのだが、なんとこれが違うのだそうだ。日の入りが最も早いのは12月7日だというのである。
かてて加えて、日の出の時刻が最も遅い日も冬至ではなく、年明けの1月5日か6日頃なのだという。
知らなかったなあ、かつていっぱしの天文少年だった小生が知らないのだから、多くの方にとっても初耳だったのではないか。
どうしてそうなるのか。
これが複雑怪奇でさっぱりわからない。
宮城県大崎市のプラネタリウムのHPに懇切な説明があったのだが(
→ここ)、読めば読むほど頭が混乱してしまう。要するに天体の運行は複雑で一筋縄でいかないということらしい。
なにはともあれ、明日からは少しずつ昼の時間が長くなってくる。それだけが救いである。冬来たりなば、春遠からじ。