気がついたら十二月。カレンダーを捲るのももどかしく今日も英文と格闘している。
あまりにも好天なので家人に誘われて小一時間ほど近所を散策。急に寒くなったせいか、今年の紅葉はひときわ鮮やかな気がする。銀杏並木の黄、桜並木の赤とオレンジが素晴らしい。南京櫨(なんきんはぜ)はすでに葉をすっかり落とし、白い実を残すのみの姿。いよいよ冬の到来間近と実感する。
懸案の執筆は夕方の段階で 1,500 words を突破。この調子だと 2,500 words ほどで収まりそうな気配だが、書き進んでみないとなんともいえない。折り返し地点を過ぎたことだけはたしかなのだが。
家人は踊りの稽古で外出なので、大きな音でCDをかける。今日もプロコフィエフ。
「エヴゲニー・オネーギン」上演のための付随音楽 (1937)
「ハムレット」上演のための付随音楽 (1937-38)
ヴラジーミル・ポンキン指揮 モスクワ「マールィ」交響楽団
1990年10月、91年1月、モスクワ、モスフィリム・スタジオ
Saison Russe RUS 788027 (1998)
不遇にも埋もれてしまった舞台作品だが、聴きどころが随所にある。大した才能だと感服。