シベリウス: 交響曲 第7番
ユージン・オーマンディ指揮
ショスタコーヴィチ: 交響曲第4番
キリル・コンドラシン指揮
ハイドン: 交響曲 第92番
カレル・アンチェル指揮
エルガー:「フォールスタッフ」
コリン・デイヴィス指揮
トン・デ・レーヴ: 木管楽器のシンフォニーズ
ベルナルト・ハイティンク指揮
シベリウス:「エン・サガ」
キリル・コンドラシン指揮
ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲
ダニエル・ワイエンベルク(pf)、カレル・アンチェル指揮
フランク: 交響曲
カレル・アンチェル指揮
ウォルトン: ブリテンの即興曲によるインプロヴィゼーション
ヨーゼフ・クリップス指揮
フランツ・マルタン: ピアノ協奏曲 第2番
パウル・バドゥラ=スコダ(pf)、ヨーゼフ・クリップス指揮
ストラヴィンスキー:「婚礼」
オランダ室内合唱団 ほか、フェリックス・デ・ノベル指揮
ベルリオーズ:「ロミオとジュリエット」組曲
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
タデウシュ・バイルド: 主題なき変奏曲
ハンス・フォンク指揮
ルトスワフスキ:「パロール・ティセ」
ピーター・ピアーズ(t)、ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮
ブラームス: 二重協奏曲
ヘルマン・クレッバース(vn)、ティボール・デ・マヒュラ(vc)、ハンス・フォンク指揮
マーラー: 嘆きの歌
ベルナルト・ハイティンク指揮
ベートーヴェン: 交響曲 第4番
ウィレム・ファン・オッテルロー指揮
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲
イツァーク・パールマン(vn)、ウィレム・ファン・オッテルロー指揮
バッハ: カンタータ 第202番「消えよ、悲しみの影」
エリー・アメリンク(s) オイゲン・ヨッフム指揮
モーツァルト: ホルン協奏曲 第4番
バリー・タックウェル(hrn)、フェルディナント・ライトナー指揮
シューマン: 交響曲 第3番
フェルディナント・ライトナー指揮
ベルク:「葡萄酒」
エリー・アメリンク(s)、エーリヒ・ラインスドルフ指揮
マデルナ: ヴァイオリン協奏曲
テオ・オローフ(vn)、ディエゴ・マッソン指揮
ブーレーズ:「カミングズは詩人です…」
NCRV合唱アンサンブル、ジルベール・アミー指揮
ベリオ:「カルモ」
ドロシー・ドロウ(s)、ディエゴ・マッソン指揮
ヤン・ファン・フレイメン: ピアノと三つの奏楽隊のためのソナタ
テオ・ブラインス(pf)、エルネスト・ブール指揮
チャイコフスキー: ロココ風主題による変奏曲
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(vc)、キリル・コンドラシン指揮
ストラヴィンスキー:協奏曲 ニ調
コリン・デイヴィス指揮
スクリヤビン: 交響曲 第3番「神聖な詩」
キリル・コンドラシン指揮
シューマン: ピアノ協奏曲
クラウディオ・アラウ(pf)、オイゲン・ヨッフム指揮
ベリオ:「シュマン」IV
ヴェルナー・ヘルバース(ob)、ルチャーノ・ベリオ指揮
エスヘル: 12楽器のためのシンフォニア
レインベルト・デ・レーウ指揮
レーガー: セレナード ト長調
オイゲン・ヨッフム指揮
ヒナステラ: ハープ協奏曲
ヴェラ・バディングス(hp)、ヘスス・ロペス=コボス指揮
ジョリヴェ: トランペット協奏曲 第2番
モーリス・アンドレ(trp)、ジャン・フルネ指揮
ストラヴィンスキー: 12楽器のための小協奏曲
エト・スパニヤールト指揮
ウィレム・フレデリク・ボン:「春」
ロバータ・アレグザンダー(s)、ベルナルト・ハイティンク指揮
ブルックナー: 交響曲 第9番
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
モーツァルト: 交響曲 第35番
ニコラウス・アルノンクール指揮
カプレ:「エピファニー」
ジャン・デクロース(vc)、ジャン・フルネ指揮
メンデルスゾーン: 交響曲 第4番
キリル・コンドラシン指揮
ふう、疲れたわい。朝っぱらから何を長々と書き連ねているかといえば、昨晩買ったCDボックスの収録曲目と演奏者なのである。
"Anthology of the Royal Concertgebouw Orchestra 1970-1980"
Radio Nederland Wereldomroep RCO 06004 (14CDs)
というシロモノ。オランダの放送局に残るアムステルダム・コンセルトハベウ管弦楽団のライヴ録音を集成したものだ。戦前の音源から順々に刊行されてきて、これが第四集だという。
さすがに1970年代ともなると、ワルター、クレンペラー、モントゥー、セルといった戦前からの巨匠は悉く世を去っているが、それでもアンチェル、コンドラシン、クリップス、ブールらを擁する客演指揮者陣はなかなか壮観。バーンスタインがいないのは点睛を欠くが(著作権の問題だろう)、曲目と演奏家の思いがけない組み合わせに、あちこちで息を呑む。すべて良好なステレオ録音というのも嬉しい。
中古なので一枚600円程度というリーズナブルな価格につられ、ついつい手が伸びた。
昨晩は寝床のなかで聴き始め、コンドラシン、アンチェル、ファン・オッテルロー、アルノンクールあたりを摘み食いしただけだが、想像を超えた秀演に次ぐ秀演に、眠気がどこかへ吹っ飛んだ。今日も車中でその続きを聴くことにしよう。これは当分のあいだ楽しめそうだ。