昨日からの腰痛がまだ疼いていて起き上がるのすら辛い。やむなく部屋のなかを這って移動する始末。「這々の体」とはまさにこのことだ。
さあ原稿の続きに取りかかろうとするのだが、どうにも調子が出ない。
仕方ないので方向転換し、先週の土曜日に観て書きかけのまま中断したロシア映画『
一部屋半』のレヴューの続きを思い出しながら綴る。まだ途中なのであるが、結構な分量を書いたのでご一読を願いたい(
→ここ)。なにしろ秀逸な作品なのだ。
家人が「家庭用精米機」なるものをネット購入した。それを試してみたいという。
見かけは小さな炊飯器のごときもの。ここに玄米を入れて掻き廻すと、時間に応じて「五分搗き」「七分搗き」「胚芽米」「白米」が搗きあがるのだという。試しに玄米二合を投入し「胚芽米」に目盛りを合わせ高速攪拌すること三分四十秒。米粒同士が擦れ合って白みがぐっと増す。容器の底にはかなりの量の米糠が溜まっている。
炊き上がった「胚芽米」はいつもの白いご飯と異なる馥郁たる風味と独特の食感があって美味しい。これは病みつきになりそうだ。コンパクト精米機、恐るべし!